2014年2月22日土曜日

【動画】民営化でどうなる?!私たちの「みず」 ~再公営化が世界の潮流~

民営化でどうなる?!私たちの「みず」 ~再公営化が世界の潮流~ Part 1


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民営化でどうなる?!私たちの「みず」 ~再公営化が世界の潮流~ Part 2


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2014年1月20日月曜日

【2/15大阪】民営化でどうなる?!私たちの「みず」 ~再公営化が世界の潮流~


「民営化でどうなる?!私たちの「みず」
~再公営化が世界の潮流~」




あって当たり前な「みず」

かつては「あって当たり前」だと思っていた電気も、3.11以降、そうでないことを私たちは実感しました。

大阪市では昨年11月、橋下市長の指揮のもと、水道民営化の方針が出されました。

世界中で「民営化は失敗だった」という反省のもと、公営に戻す自治体が増えています。
フランスのパリ市やドイツのベルリン市といった大都市でも、その流れは進んでいます。

公営と民営のいちばんの違いはその「目的」です。

水がなくては人は生きていけません。

営利を目的とする民営。いのちにかかわる水を、そうしてもいい?
民営化で効率がよくなる?
これまでの公営水道そのままだったら、それでいい?

いままさに、大阪市の水の将来が決まろうとしています。
なにがどう決まろうとしているのか、生きるものすべてに必要な「みず」のあり方は?
さまざまな立場から考える機会にしたいと思います。

◆日時◆ 2014215日(土)13:00開場、14:00開会
◆場所◆ グランキューブ大阪 3階イベントホールE(大阪市北区中之島5−3−51)
◆参加費◆ 無料(資料代500円)
◆プログラム◆

13:00~開場:水映像放映、水関連書籍販売、水パネル展示ほか

14:00~基調講演
 橋本淳司さん(水ジャーナリスト)
 「大阪市水道民営化方針の内容とは?水道の全国の状況や地下水条例などから見る、わたしたちのみず」

14:50~水と未来のスピーチ&休憩

15:15~シンポジウムおよび会場クロストーク
 神田浩史さん(西濃環境NPO ネットワーク副会長)…「水行政と市民参加を考える」 
 堀内葵さん (NPO法人AMネット理事)…「海外の水の最新事情報告」
 新里嘉孝さん(おお川水辺クラブ)…「大阪の水辺と市議会の動向報告」
 中村寿夫さん(NPO法人水政策研究所理事長)…「水道の現場からの報告」

 ファシリテーション:橋本淳司さん

17:00 閉会


◆主催:民営化でどうなる?!私たちの「みず」実行委員会
 〒530-0041 大阪市北区天神橋3丁目6-26
 TEL:06-6882-6767

「水と未来へのメッセージ」作文(2/15必着)への応募もお待ちしてます。

【募集】「水と未来へのメッセージ」作文(2/15必着)


2013年12月23日月曜日

大阪市の水道事業民営化問題に寄せて

11月に「日本の水道を取り巻く現状」という報告書を発表しました。
私たちの暮らす日本における水道がいまどのような状況にあるのかを解説したものです。

11月25日〜26日にスペイン・バルセロナで開催された「Strategy meeting on the Future of Public Water(公共の水の未来に関する戦略会議)」(主催:Reclaiming Public Water Network / リクレイミング・パブリック・ウォーター・ネットワーク)に当研究所スタッフの辻谷貴文が参加した際、本報告書を英語訳し、配付しました(翻訳協力:特定非営利活動法人AMネット 堀内葵氏)。

2013年11月に大阪市が発表した「水道事業民営化(検討素案)について」に関する提言も行なっていますので、ぜひご覧ください。


大阪市の水道事業民営化問題については、大阪市水道労働組合や市民団体、NGOと協力して、2014年2月15日(土)に大規模な公開イベントを大阪市内で開催する予定です。詳細が決定し次第、こちらのウェブサイトでお知らせいたします。

2013年9月8日日曜日

ご紹介:国連の水と衛生に関する独立専門家

いまから3年前、2010年7月に国連の水と衛生に関する独立専門家が日本を訪れ、「安全な飲み水と衛生へのアクセスに関する人権」を日本政府が保障しているかどうかを調査しました。

その調査の報告は国際連合広報センターに掲載されています。

当時、大阪にあるNPO法人AMネットと、大阪市水道労働組合が協力し、日本国内で進む水道民営化に対して独立専門家と意見交換の場を持ちました。

その様子はAMネットのブログヒューライツ大阪(アジア・太平洋人権資料センター)のウェブサイトに掲載されています。

独立専門家のカタリーナ・デアルブケルケ氏はその後も市民社会による会合にたびたび出席するなど、人権の観点から世界中の政府が果たすべき義務について発言し続けています。

2013年8月13日火曜日

国際水協力年/ソムニード設立20周年記念 シンポジウム「地域コミュニティがつくる、水の未来」

水政策研究所も一連のセミナーに協力してきました。
以下、今週末のイベントの案内です。

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国際水協力年/ソムニード設立20周年記念 

シンポジウム「地域コミュニティがつくる、水の未来」

関西会場  2013年8月17日(土)午後2~5時 エル大阪
名古屋会場 2013年8月18日(日)午後2~5時 JICA中部なごや地球ひろば
参加費 無料

21世紀は水の世紀

地球温暖化に伴う気候変動と人口増加による圧迫により、
既に世界中で深刻な水不足及び分配の不公正が起こっており、
食糧生産にも大きな影響を及ぼしつつあります。
日本でも、伝統的な集落による水資源管理から近代水道に移行して100年が経った今、
高度化した水道事業を地方自治体が担いきれるのかが問われつつあります。

地域コミュニティレベルでの水資源の再生

ソムニードは、「環境・経済・コミュニティのバランスがとれた社会」
をビジョンに掲げるNPOです。
今までにインド・ネパールで、地域住民が主体となる
村の自然資源・水資源の再生・保全プロジェクトをおこなってきました。

水問題解決先進国・日本を目ざして

本シンポジウムでは、そうしたプロジェクトを振り返るとともに日本の事例にも学び、
市民・地域コミュニティによる水資源マネジメントの可能性を考えます。

   
基調講演・パネリスト
大阪:佐久間 智子 氏 NPO法人アジア太平洋資料センター理事
名古屋:神田 浩史 氏 NPO法人泉京・垂井理事、西濃環境NPOネットワーク副会長
コーディネーター
大阪:中田 豊一 認定NPO法人ソムニード代表理事/参加型開発研究所長
名古屋:宮下 和佳  認定NPO法人ソムニード事務局長代行
パネリスト
和田 信明 認定NPO法人ソムニード代表理事
Mudunuru Ramaraju 認定NPO法人ソムニード インドプロジェクトオフィサー
前川香子 認定NPO法人ソムニード 海外事業チーフ

助成
財団法人トヨタ財団
後援
協力
NPO法人泉京・垂井、NPO法人AMネット
参加申込
http://somneed.org/water/